趣味の細道探索中に面白い神社を見つけたのでご紹介します。
高低差を利用したいにしえの社はリアルRPGと言えるインパクト!
新たな力を開放してくれそうなすんごい神社でした。

甲殿住吉神社(こうどのすみよしじんじゃ)

住吉神社ってのは全国に600ほどあり、高知でもちらほら見かけます。
住吉三神(すみよしさんじん)という神道の神様を祭っているのが住吉神社なんですって。

底筒男命(そこつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)

この3神が住吉三神。海の神、航海の神、また和歌の神だと言われているそうな。

では探索してみましょう!

甲殿住吉神社 西口から参拝

西の鳥居
西の鳥居
年期は入っているが格調高そうな雰囲気
年期は入っているが格調高そうな雰囲気
鳥居を抜けた先には
鳥居を抜けた先には
手水舎
手水舎が

手水舎は「ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや・てみずしゃ」と色々な読み方があるようです。
本来はここで手と口を清めるのが正しいそうです。
無知は罪ですわ、次回からしっかりやっていこう・・・

二手に道が分かれます
二手に道が分かれます

上は本殿ですが蜘蛛の巣が半端ない・・・
とりあえず下からまわろう

逆サイドの東側まで来ました
逆サイドの東側まで来ました

ほう・・・こちらからの眺めが良いじゃないか!

土佐十景の碑
土佐十景の碑

かつては土佐十景の一つに挙げられるほどの絶景だったようですね。
今でも

今でもこんな奇木や
こんな奇木や
山から落ちてきた岩
山から落ちてきた岩

顔っぽい巨大岩
顔っぽい巨大岩

などを見ることができます。

左が拝殿、右が本殿
左が拝殿、右が本殿
拝殿へGo
拝殿へGo
拝殿内の様子
拝殿内の様子
古い絵ですね
古い絵ですね
大正11年奉納の絵
大正11年奉納の絵

100年近くまえの絵が飾られています。それだけでスゴイ!由緒正しき歴史的建造物なのです!

拝殿からの眺め
拝殿からの眺め

十景に選ばれるほどの風情は無くなってしまっていますが、良い眺めです。

住吉神社の椎の木
万寿の椎の木

この住吉の杜(もり)に芽生えた一株の椎の木は、根本が4つに枝分かれする奇木である。幾星霜を経てこの椎の木は、天空に向かって伸びず、東西南北にうねるが如く枝葉を広げ、根回りは8メートルを越える巨木になった。

残念ながら倒木・・・
残念ながら倒木・・・

このご神木は平成26年6月5日未明に大雨のため倒木したそうです・・・。貴重な文化遺産が・・・残念!!

本殿への階段を登る
本殿への階段を登る

蜘蛛の巣ががが・・・
虫やアウトドアが本当に苦手になってしまってます。子供の頃はあらゆる生物を捕まえていたのにどうしてこうなった・・・

仕方が無いので落ちている木の枝で払いながら進みます。

本殿前の小さな社
本殿前の小さな社

神社の境内にある小さな社は摂社(せっしゃ)・末社(まっしゃ)といいます。
ここには地域特有の神が祭られていることが多いようです。ご当地神様ってとこですね。

本殿到着
本殿到着
本殿正面
本殿正面
特徴的な彫刻
特徴的な彫刻
屋根もきちんと感あり
屋根もきちんと感あり
本殿からの眺め
本殿からの眺め
拝殿から本殿へ続く通路
拝殿から本殿へ続く通路
完全に隠し通路
完全に隠し通路

いい神社だった!

甲殿住吉神社はRPGの山奥のほこらって感じ

いやあ、小さな敷地内に色々と見どころがあります。
中でも石垣の上にある本殿の佇まいは一見の価値ありです!

武術の達人が住んでそう
武術の達人が住んでそう

個人的には、小奇麗に新調された建物よりも、歴史を感じる古めかしさを見せてくれる建物が良いですね。

神社とか仏閣ってのは、ふらりと立ち寄ってそれぞれの楽しみ方ができれば良いんじゃないかなーと思います。楽しませて頂いたお礼としてお賽銭を奉納するというスタンスでOKなんじゃないでしょうか。
そもそも、賽は「神から福を受けたのに感謝して祭る」の意味だそうですから。

投稿者 ホンダ芭蕉

四国は高知、車社会の片田舎で訳あって原付バイクだけで暮らしてます。 カブ生活の魅力と困難、ふらりと立ち寄った寺社仏閣や田舎の癒しスポットなどをご紹介します。

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