先日ご紹介した高知市春野にあるRPG神社こと甲殿住吉神社のすぐ近くに、四国八十八箇所霊場の一つである種間寺、その奥の院である「岩屋神社」があります。カブで数分でしたので、徒歩でも10分未満でしょう。

八十八箇所系は準備も揃っていないため敬遠していたのですが、ものは試しということで参拝という名の様子見をしてきました。

過去記事:[カブで参拝]春野の甲殿住吉神社はRPGのダンジョンみたいでカッコイイ

そもそも「奥の院」って何のこと?

寺社の本堂・本殿より奥にあって、開山祖師の霊像や神霊などを祭った所

通常お寺や神社のメインである本堂や本殿の中には、ご本尊やご神体がいます。
RPG風にいうと、ボスキャラでしょうか。
本尊・本殿より奥にいるということは隠しボスといえるのかな。

とにかく、ガチ参拝コンプリートするなら放ってはおけない重要な場所のようです。

いざ種間寺 奥の院へ

甲殿住吉神社前の道
甲殿住吉神社前の道

ここからすぐ近くです。
この巨大岩が見えたらもうすぐそこ
この巨大岩が見えたらもうすぐそこ

岩屋神社発見
岩屋神社発見

岩に見とれて通りすぎてしまいましたw
逆にいうとそんなレベルで見つけにくいのかもしれません。
んなこたーない
んなこたーない

しっかりと種間寺のおくの院という赤い看板と岩屋神社の看板が出てますね。岩屋神社ご神木である「鴛鴦の大槙(あしどりのおおまき)」も興味深い。
手水舎
手水舎

タオルが綺麗で毎日取り替えられているのは間違いありません。感謝。
簡素で素朴な鳥居
簡素で素朴な鳥居

飾らないのが逆に新鮮です。入り口がこんな感じだと、参拝のハードルがグッと下がりますねー。
僕のようなバイク馬鹿でもふらっと入ってOKな気になります。
石段をちょっと上がるとすぐに
石段をちょっと上がるとすぐに

ご神木キタ━(゚∀゚)━!
ご神木キタ━(゚∀゚)━!
おんなおおまき
おんな大槙
おとこ大槙
おとこ大槙

童(こども)の槙
童(こども)の槙

しめ縄で手をつないだ仲良し家族3人といった感じ。大人は大槙、子供は大槙でないのもウィットが効いてます。
たくましく頼りがいのある夫婦木
たくましく頼りがいのある夫婦木

三百ウン十歳のパパとママ
三百ウン十歳のパパとママ

このご神木は夫婦が互いにラブラブで生きていくために参拝するのが良いみたい。ぼっちにはまだ早すぎる場所だったようだな・・・

足元から「奥の院」アピール
足元から「奥の院」アピール
奥の院登場!
奥の院登場!

院の背後には巨大な岩盤
院の背後には巨大な岩盤

この地球に守られた感じ・・・まさに霊場って気がします。
しなびた張り紙
しなびた張り紙

ちょっと読む気になりませんねー

ではご開帳!!

・・・

・・・?

・・・鍵かかってますねコレ。

17時を回っていたのでタイムアップだったのでしょうか。日曜日しか開いてないとか?
遍路人生のスタートがこんなのって・・・こんなの絶対おかしいよ!

とはいえあまりガチャガチャやると人がやってくるのでスマートに退散。

いい夢見ろよ!アバヨ
いい夢見ろよ!アバヨ

近くを通ったら再訪という名のリベンジかましてみます。

リベンジしてきました

17時までに訪問すれば扉が開放されているっぽい
17時までに訪問すれば扉が開放されているっぽい

中は暗いですが、入って左手側の低い位置に電気のスイッチがあります。

中の様子
中の様子

まずはこの岩
まずはこの岩

入ってすぐに見えるのがこの岩です。

弘法大師のもたれ岩
弘法大師のもたれ岩

当地にこのような話が伝わっています。
むかしむかし修行中の空海は暫しの間この地に留まり修行をしました。
この岩にもたれ黙思思考し、眼前の黒潮の流れを眺め心を癒し仏教開眼の礎を築いたと言われています。

さらにこの祠(ほこら)の下には弘法大師ゆかりの洞窟があるそうです。現在は封鎖中だそうですが、リアルRPGの世界ですねー

本殿?
本殿?

祠の一番奥にちょこんとディスプレイされているエリアが。
岩屋神社の本殿というべきところでしょう。まわりには願い事の書かれた石が置いてあります。

本殿?正面
本殿?正面

かまどとか風呂焚き口みたいな感じ。

味のある小さな鈴
味のある小さな鈴

庶民が取り付けたような本坪鈴。土着っぽい信仰を感じさせられます。

非礼を押しての内部撮影
非礼を押しての内部撮影

この場所には「瑠璃光薬師如来」が祀られているはずなのですが、こけしを模したような石が置かれているだけでした。

岩屋神社、不思議なほこらです
岩屋神社、不思議なほこらです

荘厳とか威厳といったものはないのでしょうが、キレイに手入れされている感じは好印象です。
弘法大師に倣って、土佐鶴の瓶ケースに座してもたれ岩に向き合って瞑想してみるのもオツなものかもしれません。

投稿者 ホンダ芭蕉

四国は高知、車社会の片田舎で訳あって原付バイクだけで暮らしてます。 カブ生活の魅力と困難、ふらりと立ち寄った寺社仏閣や田舎の癒しスポットなどをご紹介します。

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