本日は13番から20番まで回る良いペースでした。
20番札所鶴林寺のハードな山道を太龍寺方面へ下り、大井町へGo!

夜の動き

鶴林寺はネカフェのある地域から大きく離れているので野営するしかあるまい・・・
まずは明るいうちに野宿スポットを下見しておきますか。

大井休憩所

大井休憩所
大井休憩所

まもなく下調べしていた大井休憩所に到着。

大きな四阿で手入れされている
大きな四阿で手入れされている

休憩場所だけでなくゴミ箱まで完備され、この町にはお接待の文化が色濃く残っているのが分かるスポット。

ただトイレや水道は無いようなので、その付近にある大井小学校跡地に行ってみることに。

大井小学校跡

大井小学校跡
大井小学校跡

お遍路さん用の野宿スポット、大井小学校跡。グラウンドはいい感じの雑草!

右が体育館、左に進むとトイレ
右が体育館、左に進むとトイレ

体育館での寝泊まりをしている人もいると散歩中のお婆ちゃんに伺ったのだが、今回は鍵ががが・・・。事前連絡した人限定なのかも。

水道関連全て使えます
水道関連全て使えます

これはめちゃくちゃありがたい!

宿泊したらノートに記入しましょう!
宿泊したらノートに記入しましょう!

善意で動く方の原動力はありがとうの声。一言でも感謝の言葉を残すべきでしょうなー。

体育館右手には洗濯機まで
体育館右手には洗濯機まで

動作確認していません、発見しただけ。

トイレも綺麗にされてます
トイレも綺麗にされてます

古い校舎なのにトイレが清潔・・・もう感謝しかねーよ!

大井小学校、君に決めたッ!!

野営場所を決めたのでお風呂に入りたい!たっぷりと汗もかいたから絶対入りたい!
銭湯はおろかスーパー、コンビニも付近には無いそうなので、隣町の那須町までひとっ走り逝ってくる。

道の駅そわか

目的地である道の駅そわかまでの道のりは凄まじい渓谷の細道。明るい時間帯なら楽しめたのだろうが、薄暗くなってきた今は恐怖しかない・・・

車1台がようやく通れるような小道を対向車にビクつきながら進んでいくと広くて快適な道になり、道の駅が出現。安堵のため息を漏らす。

道の駅そわか
道の駅そわか

近隣での入浴はココで決まり!大浴場は広くて清潔。利用者も少なくのびのび入浴できた。シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーが無料なのもありがたい。
快適過ぎて長居してしまうのが難点。

苦行の始まり

近所にあるコンビニで食料を買い込んで、さて戻るかー。
・・・と思ったが、生粋の無精者である私。
大井小学校から結構離れてしまったので面倒くさくなり、近場の公園で野営すべく下見に行ってみる。トイレも水場もあって快適そうじゃないか!

街頭の無い暗闇の公園でカブのエンジンをかけてライト代わりにしながらネット検索していたときのことだ。誰も居ない僕一人の快適な公園だったはずの茂みから野犬が吠えた。

ヤバイヤバイ襲われるゥ!!!!
その声にビビりまくってアタフタと逃走したのだ。
だがよく考えてみると、野犬は自分の存在と縄張りであることを、ただ一声、たった一声発することで侵入者である僕に警告したのだ。いきなりオラついて襲ってくることは無い。その忠告を聞き入れて退散した僕と野犬はお互い無駄な争いをすることなく平和的に解決させたわけだ。
逃走しながらこんなことを考え、自然界の掟のようなものを垣間見た気になった。

再度町中に戻り他の野営ポイントをネットで検索するも見当たらず、大井小学校まで帰ることに。

大井町へ戻る道を進んでいると・・・通行禁止となっている。
おそらく道が危険すぎるため夜間の通行ができないようになっているのだと思う。

めったー!これでは野営できない・・・本当に焦った。寝泊まりする場所が確保できないままとっぷりと夜が更けていく。
道の駅そわかで野営も考えたが、宿泊施設がある道の駅での野営はイカンでしょ・・・とそわかでテント設営可能な場所を発見して小一時間悩んだ末結論付ける。

もう一度大井小学校に戻りたい!と強く思いながらGoogleマップを起動し、別ルートを探してみる。すると来た道の川を挟んだ対岸に大井町へ向かうルートを発見。他に手が無い僕は藁をもつかむ思いで暗闇に包まれたその細道を進んでいく。

悪路で街頭もない細く蛇行した道。全神経を集中させながらゆっくりと進んでいく。もちろん半泣きである。怖い。
初めての土地で明かりのない夜に行動する恐ろしさは体感してみなければ分からないことだった。明るいうちに野営ポイントを下見しておいて良かった。大井小学校へたどり着ければテントを張れることが分かっている。あと一息だ、と奮い立たせて進んでいく。

大井小学校再び

ほうほうの体で戻ってきたが、廃校は明るいうちとは打って変わって闇に包まれている。
今はじめてここに来たら涙目になっていたことだろう。

体育館下にテントを設営し、食事を行う。たまに謎の鳴き声が山の方から聞こえるが、この場所は人里にあるので大丈夫だろうと言い聞かす。
キャンプ場でもそうだったが、夜は昼間気にならないような物音に過敏になってしまう。良いことなのかどうなのか分からない。

簡素な食事を済ませてテントに潜り込むと、見慣れた景色が広がり心が休まる。旅行から家に帰ってきたあの感じ、ああ^~やっぱり我が家はさいこうなんじゃあ^~ってやつだ。野営するならさっさとテントに入ってしまうのが良いと確信した。

追記

四国一周を終え、野営における注意点や心構えをまとめたので気になる方はどうぞ。
http://supercub.xii.jp/cubtouring/88shikokuhenro/%e9%81%8d%e8%b7%af%e9%87%8e%e5%ae%bf%e3%81%a7%e6%b0%97%e3%82%92%e3%81%a4%e3%81%91%e3%82%8b%e3%81%b9%e3%81%8d5%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88/

4日目 朝

翌朝は快晴。昨夜の不安や恐怖は何だったのか、と思わせるほど大井少学校は立派な建物だった。

体育館下の机に前日には無かったみかんが
体育館下の机に前日には無かったみかんが

下見の時に出会ったお婆ちゃんが置いてくれたのかな?ありがたくひとつ頂いた。みかんは大好物、超うまい!

濡れたテントを乾かしていると、学校を管理しているというおじさまが軽トラにて現れた。この方々が大井小学校の環境を整えてくれているのだ。ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・

また小学校のグラウンドは地元農家の方の駐車場としても活用されているらしく、次々とおじさんおばさんが現れ、声をかけて下さった。町全体がウェルカムムードなのだ。
こんなに暖かい大井町に恩返しをしたい。がお金を落とせる施設が無いジレンマ。
大井町さん、どこか買い物ができる場所をご用意下さい!

カブをもっと遍路仕様にすべき

(僕のカブを見て)あんた何屋サンでー?
いや僕お遍路してます
ああお遍路さんかえ、ご苦労さん

というやりとりがあった。出発前で白衣を着ていなかったせいもあるが、カブをもっとお遍路仕様にしておかないと誤解されてしまうかもしれない。高知に戻ったら対策しよう。

4日目スタート

というわけで、昨夜のぼっち状態から一転、賑やかな朝、最高の朝を迎えることができた。今日も一日頑張ろう!いや頑張ってカブさん!!

投稿者 ホンダ芭蕉

四国は高知、車社会の片田舎で訳あって原付バイクだけで暮らしてます。 カブ生活の魅力と困難、ふらりと立ち寄った寺社仏閣や田舎の癒しスポットなどをご紹介します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です