久しぶりにバイクでぶらりと走りにいってきました。
今回は「塩の道」と呼ばれる山道を楽しむバイクツーリング。
それがとっても「いい感じの田舎」で、バイクで風景を楽しみながらのんびり走るのに最適でした!
塩の道って?
道中にあった看板を抜粋意訳すると
天正から慶長の年代(400年くらい前)には、今の香我美町岸本から吉川村にかけての海浜は一大製塩地だった。
赤岡では塩市が開かれていて、この塩を奥地に運ぶための道を塩の道といった。
400年前といったら1600年頃。
安土桃山時代(1573-1603年)や江戸時代(1603-1868年)から踏み固め続けられている由緒正しき古道なんですねー!
塩以外にも生活物資や農産物、林産物なども運搬されていまして、海辺の人にとっても山間部の人にとっても重要な産業道だったようです。
さらにこの塩の道は「美しい日本の歩きたくなる みち500選」にも選ばれているほどいい感じの山道なんですと!
つまり塩の道は現在ハイキングコースになっているんですね。今回はバイクで通れる範囲で楽しんできます。
当時は馬の背に塩や雑貨を積んで往来した関係で、馬の安全を祈願する馬頭観音が塩の道に沿った地区に祭られている。
今回は僕の馬(スーパーカブSTD50)に食料を積んで、海辺の町赤岡町から山越えします。
この暑さでオーバーヒートしそうですねぇ・・・
頑張ってお馬さん~!
いざ「塩の道」へ!出発はあかおか駅
あかおか駅って不思議とホッとするんですよねー。
僕が行くときはいつも人が居なくて自分だけの設備なんですw
故やなせたかし先生のキャラクターが出迎えてくれるのも贅沢な気持ちにさせてくれます。
余談ですが、最近知ったやなせたかし先生のアンパンマンに込めた想いには結構ガチで泣いてしまいました・・・
やなせたかし先生は偉大ですマジで。高知にお墓があるようなので行かなきゃ(使命感)
あかおか駅からのルート
地図で見るとヘアピンカーブの連続する山道を通るようです。安全運転で行ってきます!
塩の道へGo=3
ああ^~きもちいいんじゃああ^~
昔を感じる味わい深い道です。とっても好きな感じ!
そんな風景見ながら道なりに進むと、気になる看板が・・・
気にはなりますが、今回は時間の都合でスルーします。
車が1台通れるくらいの道、大好きです。
こんな道は気持ち良くカブで走行できるんですよ、なぜか。
下から見上げるとすごい長い石段!小山の頂上に建っている神社のようで、ちょっとレアな感じがしたので参拝すべく石段を登りましたが途中でデカイ羽音(ハチ系?)が旋回していたので断念。
またいつかチャレンジしよう。
ここあたりから道が荒れてきます。
このあたりからワインディングロードに突入です。
この林道から塩の道トレッキングルートに入れます。
このような標識がいくつかありました。
こんなところに歴史的建造物が!
右から左に読む旧字が石に彫られていましたが、ちょっと読めない・・・
ここに祭られた人たちは、日本のために戦い散ったのでしょう。
そして今は愛したこの地を、人を、守っているんだろうなぁ。合掌。
JMSボックス付きのカブは林道をひた走ります。
馬頭観音発見!
馬の安全を祈願に作られたそうなのでご挨拶します。
僕の鉄馬もお守り下さい~
どうやら以前この文代峠にはお店があったのですね。馬と人が行き交い活気もあったことでしょう。
これを見る限り、塩の道の多くをカブで通ってきたということになりますので、目的達成としましょう!
馬頭観音の向かいには謎のスタンプ台が。
香美市に入るとさらに面白い!
文代峠を越えるとすぐに香美市入りします。
ここまでも充分楽しい道だったのですが、ここからさらに目まぐるしく風景が変わります!
絶対に引き返えさずそのままツーリング続行をオススメします。
林道と違って道が整備されて走りやすい!
ここすごくいい!渋い!昔の田舎そのものです。
香南-香美市縦断「塩の道」ツー、めちゃくちゃ楽しいです!
いかがだったでしょうか?
2時間ほどで海・山・川の自然を充分に楽しめ、田舎ののどかな風景を楽しめ、歴史まで堪能できる濃厚お手軽ツーリングです。
実は僕、すでに1週間で2回走りに行きましたw
一度も走ったことがないバイク乗りさんには絶対におすすめできるルートです!
そうそう、車同士のすれ違いができないような細い道ですので、安全運転でのんびりと、ですよ~。