目的の御守を無事購入し、残すは御本宮のみ!
御書院を出て再び階段を登っていきます。
こんぴらさんへ交通安全のお守りを買いに
①金陵の郷
②金刀比羅宮の表参道
③目当ての御守購入
④御本宮
そしてさすがの総本山、次々と面白いものが出てきます。
祓戸社には、瀨織津姫神(せおりつひめ)ほか三柱の神さまをお祭りしているそうで、罪穢を祓い清めてくれます。
看板には神道の真髄とありましたので、日本古来の神さまには罪、ケガレをクレンジングしてくれるパワーがあるのですね。
神道スゲー!
こちらには火産靈神(ほむすびのかみ)ほか五柱の神さまが祭られていて、浄火・鎮火・消防の神さまで、疫病もブロックしてくれるそうです。
どれも昔から恐れられたものなんですね。時代が変わってもこのへんは変わりません。
萬野汽船株式会社の創業者さんの献納だそうです。もともとこんぴらさんは海上交通の守り神ですので、そういった方の信仰が厚いのですね。
祓戸社、炎雷社を後にして進みます。
すると
これまた風情のある休憩所ですな。
神社カフェを営んだらバカ売れしそう。
などと考えていると休憩所の正面からものすごい霊圧が。
かなり奥に巨大な御社です。
これは旭社というそうで、御本宮へのお参りが終わった後に参拝するのがデフォらしい。
旭社は、天保時代の芸術の精華を集めた建物だそうです。
もっとじっくり観察しておけばよかった・・・残念。
廻廊だけでなく、色々な建物の裏側に謎の貼付物が。地名と名前みたいな文字が書かれています。
修繕や改築のときに寄付をした方の名前でしょうかねぇ。この謎アピールも含め風流な感じですね。
この賢木門、かつては逆木門と呼ばれていたそうです。
昔々あるところに、長宗我部元親という武将がおったそうな。
四国を統一するついでに寺社仏閣を焼き払ってはヒャッハーしていたんじゃと。
そんなある日のこと、琴平山の草木が全て敵兵に見え半狂乱。
神罰が下ったと考え、改心した元親は、こんぴらさんに門を献上しすることに。
じゃが、納期を急いだせいか一本の柱を逆につけてしまったんじゃと。
それ以来その門は「逆木門」と呼ばれるようになったそうな。
長宗我部元親のような有名な武将が絡んでくる金刀比羅宮先輩半端ないっす!
逆さまにつけられた柱は、今も宝物館に保存されているというリアリティ。
由緒正しい聖地に立っていることを実感させられるお話でした。
賢木門をくぐって進むといきなり薄暗い感じに。
山奥の神社特有のあの感じ・・・木々に囲まれてひっそりと佇むあの感じがします。
これはアレです、ラスボス前の静けさです。ゴールは近いぞ!
心身を清める場所も登場。もう目の前です。
こんな感じの石段が4回。上がっているとついに見えてきます・・・
ほおおおお
目に映る全てのものがメッセージですわぁ・・・
祭典の伶人楽や雅楽を奏する雅楽殿。正月に来てたじっちゃはさぞ楽しかっただろうなぁ。
南渡殿・・・一度は歩いてみたい場所です。
祭典時には宮司さんや巫女さんが歩いてきたり、一般人も渡って良いそうです。
きっとじっちゃは歩いてるな。うらやま
いやぁ良いですね~
視覚から涼を楽しむものだと直感しましたが、ホントのところはどうなんでしょう・・・
あまり見たことないですが、何故か和を感じてしまいます。
御守は下の御守所より品数豊富でした。御本宮でしか売っていないものがあるとは聞いていましたがこんなにあるとは・・・
金刀比羅宮公式サイトに一覧が載っていました
» 金刀比羅宮|守札・授与品
南渡殿(御本宮からの渡り廊下)の端に三穂津姫社があります。本宮の御祭神である大物主神(おおものぬしのかみ)のお后様、三穂津姫神(みほつひめのかみ)が祭られています。
さすが聖地、そのあたりの神社とはグレードが違う!
金刀比羅宮 そして伝説へ
その他書ききれなかったハイクオリティなパワースポットがもりだくさんでした。
1000年もの間に培われた濃厚な歴史と密接に関わる建造物がごろごろ転がってて、そっち系が好きな方は一日中楽しめると思います。
こんぴら総本山で最も権威のある御守も手に入れたので、ガンガンカブで遊ぶぞー!
御守の効果が切れる1年後こそ、今度はカブツーで参拝したいものです。
今回は7月23日の平日に参拝したので人が少なく自由に撮影できたのですが、土日祝日&イベント時はごった返すみたいなので考えものですが、元旦の歳旦祭、4月10日の桜花祭、10月9日~11日に行われる大祭あたりを狙うと楽しそうですね。
それではこんぴらさん、また一年後に ノシ
こんぴらさんへ交通安全のお守りを買いに
①金陵の郷
②金刀比羅宮の表参道
③目当ての御守購入
④御本宮