「投入堂」といえば鳥取県が誇る国宝「三徳山三仏寺の奥の院」ですね。
生まれが鳥取の僕は小学生の頃に何度も教わった記憶があります。
その投入堂に匹敵するレベルの神社が高知県にありました!
高知県越智町の山の斜面、というか崖の穴にひっそりと佇む「聖神社(ひじりじんじゃ)」です。
これはぜひ見たいと思い、普段着でふらっと遊びに行きましたが、とんでもないところでした・・・。
土佐の投入堂「聖神社」
Googleマップをズームしてみても道が表示されていませんが、参道のすぐ近くまで道があり、駐車場もばっちりあります。
ただ、到着するまでのルートが地理に疎い僕には難解でしたので詳細にメモ。
聖神社への道順
高知市から国道33号線を進み、いの町→日高村→佐川町→越智町へ。
ここを左折すると、県道18号線です。
ここからはひたすら道なりです。
ツーリングが楽しい季節になってきましたよー!
こんな感じの田舎を楽しみながら走行。
なかなか雄大な景色が楽しめますのでチラ見していくのもよろしいかと。
この先いくつか分かれ道が出現しますが、基本的に左手側に川を見ながら進んで下さい。
すぐ隣に川が無い道には入らないで下さいね。
この道で大丈夫か?と不安いっぱいになるころに鳥居が出現します。参拝用の石段を下る神社って見たことがなくて新鮮でした。
鳥居を過ぎるとすぐに人里が現れます。この橋を渡ったところがターニングポイント。
下に降りてはダメですよー、橋を渡ってくださいね。
ということで、左の下り道を進みます。
橋をわたるとすぐに2つに道が別れます。案内版はありませんが、ここからも左手に川を見ながら進むのが正解です。
このあたりになると、川が細くなって、石や植物との調和感が半端ないです。
この橋を進む道と直進、ちょっと悩みますが最終的には同じ道につながります。
この先にはトイレがありませんので、神社でトイレをお借りして済ませておくと良さそうです。
左の登りは民家へ直通で行き止まりです。右の下り道を進んで下さい。
というか神社に立ち寄ったら元の道に戻って進むのが間違いないですね。
ある程度踏み固められてはいましたが、大きな石もゴロゴロしていますのでお気をつけて!
ここからは特に気になる分岐はありません。
道なりに進んでいると川が右手になりますが心配無用です。右手に川を見ながら道なりに進んで下さい。
ここまで来たらもう目の前!
この建物が目印です。お疲れ様でしたー!
この下は垂直に近い絶壁なんですよね・・・スゴイ。
ちょっと降りられそうにはありませんので眺めるだけ。
休憩所にはいくつか役立つ情報がありますのでチェックしてみてください。
キレイに整備された休憩所です。全体的にちょっとくすんだ感じはありますが、経年劣化レベル。
うわぁ・・・な気分になるような虫やらはいませんでした。虫嫌いの僕にとっても快適空間。
地元の方に感謝ですね。
ちなみにこの水、僕は1リットルほど飲みましたが美味しかったです。お腹は壊していません。
これだけは携行を!
長くなったので別記事で投下しますが、聖神社の参道は山道です。参拝ではなく登山であり修行です。
僕のように普段着で行くとえらい目にあいます。
ある程度装備と体調を整えて参拝という名の運動をしにいきましょう。
水分
近くに自販機はなく、参拝後は確実に水分を欲します。
休憩所に水道があり僕は問題なく飲めましたが「えっ・・・無理」な方はスポーツドリンクや水、お茶を用意されると後悔しないと思います。
運動不足な僕は1リットルは余裕で飲みました。
軍手
手を使わないと登れません。ロープや木はもちろん、運動不足の僕は土をも掴みましたww
動きやすく汚れても良い服装
道無き道を進むことがありますので、スポーティーな感じがオススメ。
登山靴、運動靴
靴は確実に汚れます。土も靴の中に入ってきます。
虫よけ
9.21現在、蚊などの虫はあまりいませんでしたが、疲れすぎて気にする余力が無かっただけかもしれません。携行しておいたら安心です。
リュック
飲み物やタオル、その他必要なものを「背負って」行きましょう。
両手は完全にフリーでなければ参拝不能だと思います。
要はプチ登山です
登山ができるような装備で行くのがオススメ。参拝中に出会った兄さんもガッツリ登山装備でした。(兄さん、親切に色々と教えて頂いてありがとうございました!)
ついでに携帯(au・WILLCOM)もつながりませんのでご注意を。
マジで舐めプしてはいけません。聖神社・・・半端ないですから!