僕が四国八十八ヶ所を巡礼した際に寝床としたのは「ネットカフェ」「遍路用野宿ポイント」「キャンプ場」でした。
旅館以外の宿泊は初めての体験でしたので色々と苦労もしましたが、経験を重ねるごとにそれぞれの場所で必要なアイテムというものが見えてきます。その都度100円ショップを物色し、適したものを装備に加えて無事ゴールすることができました。
ということで今回は野宿&キャンプをする上で意外と役に立った100均グッズをご紹介します。
野営時に持っておきたい100均グッズ
絶対に持つべき神アイテム6点
トイレットペーパー
今回一番のおすすめアイテムがトイレットペーパー。普段ティッシュを頻繁に使う人にとっては必需品です。そうでなくても、ペグを拭いたり夜露を拭いたり汚れを拭いたり鼻をかんだりと何かと使える。
ちょっとかさ張りますが、それ以上の価値がありますよー。なお芯を潰しておけばちょっとコンパクトになります。
いやいやポケットティッシュでええやん!と思われるかもしれませんが物量とコスパが違いすぎて相手になりません。月とすっぽん。トイレットペーパー1ロールで20日間は持ちますよ。ティッシュ&ウェットティッシュなんて要らんかったんや!
レジ袋
トイレットペーパーと同時におすすめしたいのがこの袋。その名の通りスーパーのレジ袋なのですが、これはテント内で出るゴミを入れるゴミ箱として大活躍します。
また、使用済パンツ、靴下、汚れ物などの一時保管場所にも。
折り畳み椅子
野営時にすぐテントインしてしまうと何だか味気なくてつまらないものです。
外の風景を楽しみながらリラックスしたり、テント外で飲食する際には椅子かシートがないとめちゃくちゃ不便です。地べたに座ると汚れたり虫や夜露の攻撃を受けるのでインドア派の僕は椅子一択。
釣りコーナーにあったこの椅子はコンパクトながら充分な性能です。椅子に座るだけで足は休まりますし、飲食時はやや前かがみですし、うだうだしたくなったらテントインすれば良いので、背もたれは不要と感じています。
レジャーシート
テントの下に敷くグランドシートとは別に一枚持っておくと便利。
インナーテントとフライシートの間にできる雨を凌ぐスペース(前室とか後室と言います)、ここにレジャーシートを敷いておきます。
レジャーシートを敷くことにより、テントの出入りの際に足を置く場所になります。靴を履いたり脱いだりする際、テント出入り口は小さいので身体をかがめながら無理な体勢で行わなければならないのですが、出入り口の外側にレジャーシートがあれば、テントから完全に出て無理の無い体勢で靴を履けます。これ地味ですが快適度が全然違いますよー。
また、前室・後室は夜露で地面が濡れてしまう場所でもあります。ここにはテント内に入らないor入れたくないものを置いておくわけですが、地べたに直接置くと濡れた枯れ草や土が底面に付いて汚れてしまいますので、そんな厄介事を防ぐにもレジャーシートは最適です。
割り箸
もちろんMy箸持参でも良いですが、野営地に水場があるとは限りませんので予備は必要です。また、お弁当を買ったら割り箸も通常もらえますが、たまにもらい忘れる場合がありました。
割り箸が無ければ慟哭しながら素手で食すことになりますので、必ずストックを持っておきましょう。
軍手
野営時には危ないものや素手で触りたくないものが現れます。テント設営や火を扱う際、汚れたものや生理的に無理なもの・・・本当にお世話になりました。
軍手は滑り止め付きが便利。また、指先で行う細かな作業(テントのヒモを結んだり火の調整をしたりスマホをちょっといじったり)が軍手を外さなくてもできるように、親指・人差し指・中指の先をカットした軍手を用意しましたがこれが大当たり。何をするにも便利過ぎ!
ここからはお好みで
以下は個人的に活用できたアイテムです。
サンダル
ちょっと外に出たい時に靴を履くのは結構面倒です。靴下のまま出られるタイプが使い勝手が良さそう。
洗濯バサミ
前カゴにレジ袋をぶら下げて野外で出るゴミを入れたり、洗濯した靴下を前カゴに挟んで乾かしたりしました。それ以外には使っていませんねー。使わないときはベトキャリや前カゴに装着していました。
缶切り・栓抜き
以前のキャンプ演習でコロナビールを購入したものの、栓抜きが無くてドライバーでこじ開けたことがあります。かさばるものではありませんので、やっぱりこのあたりは持っておくと困りませんね。
マスク
睡眠時の防寒や喉・鼻の保護に。11月前後に旅した僕はちょこちょこ使いました。
調理する人
食事は外食か弁当、暖かい飲み物は自販機!って方には不要ですが、ガスストーブでお湯を沸かしたり調理したい人にオススメしたいのがこちら。
カセットボンベ缶(CB缶)
100均のものでも問題なく使えます。
僕個人はスーパーのお弁当派でしたので活躍の機会は多くありませんでした。というか巡礼疲れと夜営場所探しにてんやわんやした旅なので、調理を楽しむ余裕が無かったんですよねー。野営初心者さんは同じようになるはず・・・
とはいえ、寒い夜や朝にはコーヒーやお茶を沸かして暖まったり、キャンプ焼肉という醍醐味を楽しんだりと、持っていれば便利なもの。
21番札所の太龍寺などの山間部や過疎地域にはコンビニはおろか商店すら無い場所があったりします。山を下って隣村の繁華街まで行かなきゃならない・・・みたいなことはざらにありました。
そういった緊急時を想定し、カップ麺とガスストーブ、カセットボンベは携行しておいた方が無難かと思います。
あっ、でも乾パンやソイジョイみたいな携行食でOKな人は不要かも。この辺りはもうお好みですねー。
焼き網
取っ手付きの焼き網があれば肉・魚・野菜を簡単に焼くことができ、オレ今料理しているわーな気分に。
僕はこの焼き網でキャンプ焼肉をエンジョイしました。あれはいいモノですね。
アルミホイル
焼き物をする際、網も汚れず超便利。キャンプ焼肉時にはアルミホイルで焼き皿を作り、その上で肉を焼きました。
野営メシをエンジョイするなら必携!
ガス・レンジガード
風の無い屋外はない!ガスコンロ付近の壁を守るレンジガードを使うと火を扱う時の風よけになります。
ただ、このままでは大きすぎて使えませんので、適当に折り曲げてガスストーブのまわりを囲えるくらいのサイズに加工しましょう。
以上、おすすめ100均グッズでした
どうでしょう、新たな発見はありましたでしょうか?
もともと超インドアな僕でしたが、このお遍路ツーリングでキャンプの面白さがちょっと分かってしまいました。いいモノですね、ソロキャンプ!暖かくなったら一泊二日で遠征に行きたいなー。
関連情報
四国一周の遍路旅をする際に購入した野営キットを紹介しています。全て良いアイテムでしたのでこちらもどうぞ。
http://supercub.xii.jp/cubtouring/88shikokuhenro/%e3%82%ab%e3%83%96%e3%81%a7%e3%81%8a%e9%81%8d%e8%b7%af%e6%97%85%e7%ab%8b%e3%81%a4%e5%89%8d%e3%81%ae%e6%ba%96%e5%82%99%e7%b7%a8%e2%91%a1%e9%87%8e%e5%96%b6%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%be%e3%81%a8/