前記事の続編です。
先日の魚梁瀬森林鉄道(やなせしんりんてつどう)探訪は悪天候＆タイムアップで泣く泣くリタイア。今回は気合を入れて残りの鉄道遺跡を全てチェックしてきました。
重要文化財には該当しませんがいくつか関連施設もありましたので、そちらも併せてご紹介していきます。
魚梁瀬森林鉄道シリーズ
①[カブでプチツー]産業遺産、魚梁瀬森林鉄道を実際に走ってきました！隧道一覧マップもあるよ
②[カブでプチツー]魚梁瀬森林鉄道を再探検！馬路村～魚梁瀬ダムの遺跡道を走行←今ココ
[カブでプチツー]魚梁瀬森林鉄道ファイナル！北川村・田野町・奈半利の遺跡を征く
魚梁瀬森林鉄道の重要文化財一覧
馬路村、北川村、奈半利町を巡ります。ではスタート！
魚梁瀬森林鉄道を散策 － 2日目（前編）
五味隧道
馬路村の集落に入ってすぐのところにあります。
この隧道にはレール、枕木がそのまま残っています。明治40年（1907）に五味隧道ができたので、そのころのままなのでしょうねー
馬路森林鉄道
これは日曜・祝日に運行する馬路森林鉄道で、西谷川沿いに敷かれたレールの上を走るようです。
魚梁瀬森林鉄道で活躍したものでは無いようですが、関連するものを見ることができてちょっとお得感があります。
落合橋
馬路森林鉄道からしばらく進むと車が1台通れるほどの細い橋があります。
この落合橋も上から見ると普通の道路ですが、横から見ると赤い鉄骨や橋脚が鉄道の面影を見せてくれます。
「Ⅷ」河口隧道
ここはなかなかすごかった！
うわここマジ日本!?と思ってしまうくらい昔から変わっていない建造物。
大変インパクトがあり今でも印象に残っています。オススメ！
犬吠橋
道なりにずんずん進むと到着しますが、気付かず通りすぎてしまうかも。
立派な木がはるか下に見えています･･･めっちゃ深い谷底！
井ノ谷橋
ここは公式サイトの地図がずれていてしばらく迷いました･･･上の地図が正しい位置です。
地図上ではトンネル扱いなのですが、ここもかつて機関車が通過していたのでしょう。
ここまで来るともうジャングル。木や草木がモリモリ生えてます。
魚梁瀬ダム
何も残っていないかもしれませんが、せっかくなので立ち寄ってみます。
ダムへの一本道には、もうそれっぽい人工物がありました。
でかい！想像以上に大きなダムです。
かつてこの辺りには旧魚梁瀬集落があり、その集落を鉄道が走っていたそうで、その時の映像がこちら。
旧集落と鉄道は現在ダムの底で、遺跡らしいものは残念ながら残っていなさそうです。
ですが、当時の様子を思い浮かべながらダムを眺めるのもオツなものですね。
次回予告
ここからは来た道を少し戻って、北川村方面に進行します。
» [カブでプチツー]魚梁瀬森林鉄道ファイナル！北川村・田野町・奈半利の遺跡を征く
おまけ
ですが、一生懸命作ったのであろう「やなせ」の少々いびつな文字が何かカワイイ！
「やなせだよー！」とブンブン手を降ってきそうな姿勢が好感度大。
それでなぜか満足してしまい、来たかいがあったとまで思ってしまいましたｗｗ