徳島遍路で傷ついた心身を自宅で癒やすこと一週間。
超インドア派の僕、ふぇぇまだ旅に出たくないよ・・・パソコンから離れたくないよ・・・な気分だったのですが、事前に10日ほど休みにしたので重すぎる腰を上げて出発することに。

本日の動き

とりあえず高知市内の自宅から37番札所の岩本寺、そして足摺岬にある38番札所 金剛福寺まで行きたいなーと思っております。

37番札所 岩本寺

須崎市を超え、中土佐町に入ったあたりからの道程がどんどんハードモードになっていきます。

もうずっとこんな感じ
もうずっとこんな感じ

森の間をすり抜け、山深く入り込み、アップダウンの連続。
カブめっちゃ苦しそうでした。

37番札所 岩本寺 到着
37番札所 岩本寺 到着

今回思い切って笠にブログ名を書き込んでいます。恥ずかしいのですがせっかくなので。
岩本寺はちょっとした繁華街の中に鎮座しています。道中のハードルートを抜けるとすんなりと到着しました。

おおっ!と思った仁王門
おおっ!と思った仁王門

長距離を走ってきたので、なんだか久しぶりなこの感じ。やっぱりいいですねー!

岩本寺、だいたいこんな感じ
岩本寺、だいたいこんな感じ

鐘楼堂の存在感がすごい
鐘楼堂の存在感がすごい

岩本寺の中心には鐘楼堂がどどんと立っています。

鐘楼 with 本堂
鐘楼 with 本堂

周囲の建物や木々とのマッチングが絶妙です。すごく良い!

鐘楼 with (たぶん)子育観音
鐘楼 with (たぶん)子育観音

この子供ちゃんが可愛らしかった!

200年の歴史を持つ大師堂
200年の歴史を持つ大師堂

200年を経てこれくらいの劣化具合なんですねー。環境的にキツい山寺と違って街中のお寺だから損傷が少ないのかな?

小さなお寺ですが、いいものが凝縮されたといえる佇まいです。

銘菓 三度栗
岩本寺銘菓 三度栗

岩本寺の仁王門前に店を構える松鶴堂。このお店では三度栗という栗まんじゅうを楽しめます。

んまい!
んまい!

三度栗(ざっくり版)
子供「栗の実とるぞー」
大師「うまそう!一つちょうだい」
子供「どぞー」
大師「栗が3回取れるようにしたよ!取りやすいように木を小さくするよ!」
村の衆「マジだスゲー!」

この伝承にちなんでいるんですねー。1個220円なり。

38番札所 金剛福寺

雲行きが怪しくなってきましたよ・・・
雲行きが怪しくなってきましたよ・・・

室戸とは違った感じの海
室戸とは違った感じの海

足摺近辺の海も面白いですねー。晴れていれば最高のツーリングになったでしょうが・・・

土砂降り
土砂降り

金剛福寺まで約1時間のところでついに降り出しました。幸い近くにお遍路さんの休憩所があり、最小限の被害で済みました。やばいと思ったらすぐ避難ですね。

足摺岬へゴー
足摺岬へゴー

天気予報を見ると、雨は30分程度でやむ予定です。その後2時間は雨が降らないようでしたので、順調に移動できてギリギリの時間でしたが金剛福寺に向かうことにしました。

足摺岬へのルートも山道で、アップダウンと細道、急カーブなど、結構な難所です。

38番札所 金剛福寺
38番札所 金剛福寺

道中で多分スペイン系のおば様に手招きされ道を聞かれたり、漁師のおんちゃんとお話したりで、到着時間は17時を少し過ぎてしまいましたが、ダメ元で納経所へダッシュ。
ちょうどこのバスツアー御一行の納経中だったので、ついでに納経していただくことができました。
無理をするのはイカンですね。ギリギリ訪問は事故のもとなので、できるだけ避けるようにします。

竜宮城みたいなお寺です
竜宮城みたいなお寺です

金剛福寺、すっごい!境内がファンタジーの世界で、一般的なお寺と一線を画しています。

丸い大きめの石が敷き詰められている
丸い大きめの石が敷き詰められている

他の霊場と違うのが、砂利のサイズが大きいこと。川の中流あたりに転がってそうなサイズです。
そしてサンゴが化石化したような不思議なかたちの岩も。面白い!
立ち並ぶ仏像群
立ち並ぶ仏像群

結構リアルで、素人目にも出来が良いように思えました。

異国感ありあり
異国感ありあり

17時を大きく過ぎてしまったこと、雨雲が近づいていることから、隅々まで見まわることができませんでした・・・。クッソ!
最果ての地ではありますが、高知県内なので再訪しなきゃ!

夜闇の恐怖、雨の恐怖、強風の恐怖

夜闇と同時に雨雲が刻一刻と迫ってきているのがわかります。知らない土地の夜、それも雨天。さらにはどんどん風が強くなってきています。自宅にてなまりきった心身へ強烈な仕打ちですね・・・。もう初日から半泣きです。

本日の寝床は樫西キャンプ場
本日の寝床は樫西キャンプ場

事前に宿泊ポイントを決めていたので、海風に煽られながら土佐清水を脱出。大月町の樫西キャンプ場を目指して走ります。
強風時には大容量リアボックスが仇となってしまいますね。怖かった・・・
夜間の移動はできるだけしない!という徳島での教訓を活かせない僕はおバカさんです、ハイ。

樫西キャンプ場も海辺にありますので、めちゃくちゃ風が強い!そして空には雷光が!
雷に打たれないように木の側は避け、テントがぶっ飛ばされないよう風の少ない場所を慎重に選び、歩道橋の下に設営。雨も風も雷も回避できる最高のポイントでした。

投稿者 ホンダ芭蕉

四国は高知、車社会の片田舎で訳あって原付バイクだけで暮らしてます。 カブ生活の魅力と困難、ふらりと立ち寄った寺社仏閣や田舎の癒しスポットなどをご紹介します。

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