右も左も分からない昨日を経て巡礼の雰囲気にちょっとだけ慣れてきた@ホンダです。

昨日はネットカフェに宿泊。いやぁ、ネットカフェ快適ですねー!
寒くない、ドリンク飲み放題、ソフトクリームまで食べ放題なんですよ。すごいぞアイカフェ!

快適すぎたアイカフェ田宮店を泣く泣く出る
快適すぎたアイカフェ田宮店を泣く泣く出る

インドア派でネット漬けの僕、24時間営業のネットカフェにハマりそう!
自宅では常時PCの前にいるので非常に落ち着きます。

出発

本日は9番札所から88霊場のなかでも最難関といえる12番札所を巡礼します。

今日もいい天気
今日もいい天気

朝は肌寒いですが、昼過ぎにはロンT+白装束で快適なくらい。

9番札所 法輪寺

9番札所 法輪寺
9番札所 法輪寺
こぢんまりとしたお寺
こぢんまりとしたお寺

柱が擬人化されてて可愛い
柱が擬人化されてて可愛い

すべてのものに神様が宿ると考えるのが神社。この柱をお地蔵様?に見立てたのは神仏習合の影響かなー?古き良き日本の風習ですね。

涅槃釈迦如来を本尊とするのはこの寺だけ
涅槃釈迦如来を本尊とするのはこの寺だけ

横向きに寝転んでテレビを見ているカアチャンみたいなアレの姿です。お釈迦様が入滅された時の姿だそうですね。

本堂内にはあるものが大量に奉納されている
本堂内にはあるものが大量に奉納されている

あるもの、それはわらじ
あるもの、それはわらじ

足の不自由なお遍路さんがこの寺を参拝中に足が治ったという話があり、健脚祈願のお寺としてたくさんの草鞋が奉納されているんです。

足腰お願いわらじ
足腰お願いわらじ

カブの足回りを守ってくれるよう一つ購入。納経所のおばちゃんはお話好きのようで、清原氏に会って納経&わらじ販売したことを語ってくれました。2ヶ月ほど前に来ていたらしいです。

これでパンク知らず!?
これでパンク知らず!?

元気にガンガン走ってもらわないとね!カブさん頼みますよー

山門前のあわじ庵
山門前のあわじ庵

美味しそうなお餅が店頭に並んでます。朝昼兼用の食事をとることにしました。

名物たらいうどん&草餅
名物たらいうどん&草餅

徳島名物たらいうどん、ほんまもんのたらいに入っています。濃厚なだしのつけ汁がうまい。
草餅はたらいうどんとセットでついてきます。普通にうまい。
まったりしたおばちゃんが切り盛りする居心地の良いお店でしたよ。

10番札所 切幡寺

10番札所 切幡寺
10番札所 切幡寺
鬱蒼とした林の中を進む
鬱蒼とした林の中を進む

三百三十三段の石段
三百三十三段の石段

坂道と石段の二者択一。せっかくなので約800m続くという石段を進みます。持ってくれよオラの身体ァ!

加持霊水堂
加持霊水堂

1/3ほど進むと見えてくる加持霊水堂。ここあたりはなんだかガチな雰囲気で霊圧パネェ!

はたきり観音
はたきり観音

この地には言い伝えがあり、弘法大師に衣を差し出した機織りの娘さんが千手観音になったそうです。その子をかたどった観音様がこちらで、右手にはさみ、左手に長い布を持っています。独創的ですよねー。

こういうギミックが好き
こういうギミックが好き

個人的な寺社仏閣の面白いポイントが「つなぎの部分」です。これは橋で繋いでいますねー。いろいろなつなぎ方があるので他の遍路さんはノーチェックな裏側まで入り込んで鑑賞しています。これを見ないなんてとんでもない!

切幡寺大塔
切幡寺大塔

クッソでかい!!
日本唯一の構造様式で、豊臣秀頼が秀吉の菩提を弔うため建立したそうです。

11番札所 藤井寺

11番札所 藤井寺
11番札所 藤井寺

地域に根づいてそうな雰囲気
地域に根づいてそうな雰囲気

ここがまた良かった!

鐘楼の脇にカブが!
鐘楼の脇にカブが!

お寺で使っているのだと思われるカブ。

古式ゆかしい手水舎
古式ゆかしい手水舎

岩をくり貫いて作っているんですね。岩間から生える植物がいい味出してます。

安らぎのある空間
安らぎのある空間

派手さはないけど良いものがコンパクトに集まってます。素敵!

霊場らしからぬしなびっぷり
霊場らしからぬしなびっぷり

この萎びた感じ、もう最高!
どうやら大正13年以降は手入れされておらず放置状態だったようです。それが逆にいい味につながったんですね。

次の霊場へ続く遍路道
次の霊場へ続く遍路道

過酷な旅になるのがひと目でわかるレベル。四国霊場で2番目に高い山岳霊場はだてじゃない!

像に服を着させてあげる風習
像に服を着させてあげる風習

ほのぼのと優しい気持ちにさせてくれます。

12番札所 焼山寺

焼山寺へ続く山道
焼山寺へ続く山道

四方を山に囲まれるルート
四方を山に囲まれるルート

しばらくはアップダウンを繰り返します。

カブオーバーヒート
カブオーバーヒート

お寺へ向かう最難関の細い急坂で熱ダレしましたが、ずっしりと重い荷物を積み、ちょいぽちゃな僕を載せてこんな高所まで頑張ったと褒めてあげたい。

 右衛門三郎と空海
右衛門三郎と空海

道中にある杖杉庵。ここは一番最初のお遍路さんである右衛門三郎の碑があります。
右衛門三郎は空海を冷たくあしらったことで不幸が立て続けに起こるようになったそうです。
それを悔いて謝るために四国を回り続け、ようやく出会えたのがこの地。そしてそのまま息を引き取ったのだとか。
ちょっとやり過ぎじゃないですかねえ(ドン引き)

12番札所 焼山寺
12番札所 焼山寺

カブと僕の合体技、二速キック走法で遍路ころがしを走破し無事到着。

参道
参道

綺麗に整備された砂利道を進みます。沿道には寄進の像がたくさんありました。

何やら卑猥な子が
何やら卑猥な子が

そういう稼ぎ方はいけないと思います!

こは938メートルの山の8号目
こは938メートルの山の8号目

四国霊場のなかで2番目に高い位置にあるそうです。

境内の大杉
境内の大杉

境内にはいたるところに樹齢数百年といわれる杉の巨木があります。写真真ん中、ちょうど納経所の前にある杉は樹齢500年!

左から三面大黒天、本堂、太師堂
左から三面大黒天、本堂、太師堂

風景と相まって厳かな佇まい。まさに霊場って感じでした。

地蔵ってなんだろう

一口に地蔵と言っても、いろいろなお地蔵様がいることが分かってきました。
そもそもお地蔵様は、道端にたたずみ道中の安全祈願を行う道祖神であるとともに、子供の守り神なのだそうです。

子供を抱く地蔵
子供を抱く地蔵

子供を抱いているお地蔵さんは子安地蔵というそうです。

微笑み合う兄弟地蔵
微笑み合う兄弟地蔵

子供の姿をしたお地蔵様も多いようですね。
奥が深いっすねー。

初お接待

遍路2日めにして初めてお接待をお受けしました。めちゃくちゃ恐縮で気恥ずかしいのですが、ありがたい暖かさに触れることができました。

飴ちゃん
飴ちゃん

9番札所 法輪寺にてお婆ちゃんに声をかけられ飴ちゃんを頂きました!
初めてのお接待、ファーストキス的なものはお接待慣れしたお婆ちゃんに奪って頂きました(歓喜)

11番札所 藤井寺
焼き餅

11番札所 藤井寺にて和歌山から来られたナイスガイなお父さんに高野山名物「やきもち」の接待していただいちゃいました!高野山に来るときには連絡してーとのありがたいお言葉も頂きました。
このやきもち、香ばしさと甘さのバランスが良くてめっちゃ美味しかったです。

明日も頑張って回るぞー!

投稿者 ホンダ芭蕉

四国は高知、車社会の片田舎で訳あって原付バイクだけで暮らしてます。 カブ生活の魅力と困難、ふらりと立ち寄った寺社仏閣や田舎の癒しスポットなどをご紹介します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です