野宿翌日
野宿翌日

昨日は公園でテントを張って野宿。人として超えて大丈夫なのか分からないことを体験してしまいましたw
初の野宿や遍路への不安と緊張が入り混じって全く眠れません。ダメージが残って翌日以降のコンディションに影響するのでマジ勘弁なのですが、うとっ、ときた頃に鳥達の大合唱スタート。
鳥って朝日とほぼ同時に起きてさえずり出すんですねー

でも結構健康的で清々しい
でも結構健康的で清々しい

上板町スポーツ公園というめちゃくちゃ広くて綺麗な場所で野宿させてもらいました。
久しぶりに見る朝焼けが清々しく、疲労感もゼロです。まだまだ若いやん僕!

お遍路のタキシード
お遍路のタキシード

これを・・・着るのか・・・

と、最初はちょっと、いやかなり抵抗がありました。恥ずかしいですやん!
でも思い切って装備し、お遍路さんへジョブチェンジ。

散歩に通りかかったおじいちゃんに「お疲れ様ー」と声をかけてもらいました。
その後話しかけた人から同様の挨拶をもらったので、お遍路さんには「お疲れ様」と声をかけるのが通例なのかも。

記念すべき初日スタート

朝7時に間に合うよう1番札所の霊山寺へ向かう
朝7時に間に合うよう1番札所の霊山寺へ向かう

心なしか昨日よりカブがしんどそう。この子も前日のダメージが残っているのか?

一番札所 霊山寺

霊山寺到着
霊山寺到着

お遍路のスタート地点、四国霊場一番札所の霊山寺はさすがの風格!その規模や普通のお寺ではお目にかかれない威厳を感じます。

納経所(参拝記念の御朱印というサインをもらうところ)のおじさまにバイクを停める場所を確認したところ、邪魔にならないところならどこでもいいよーとのことで、納経所の真ん前にある木の下に案内してもらいました。逆に贅沢ポジションです。

この鳥居をくぐることでお遍路正式スタート
この鳥居をくぐることでお遍路正式スタート
歴史を感じる仁王門
歴史を感じる仁王門

門の前にはお姉さん
門の前にはお姉さん

おお・・・これこそが正装!ここまでやればコスプレの領域でテンション上がりそうです。

門をくぐったら別世界!
門をくぐったら別世界!

さすが一番というべき美しい庭園がお出迎え。池の中には錦鯉が優雅に泳いでいます。
久しぶりに見る別世界に大興奮!

集合写真用のスポット発見
集合写真用のスポット発見

ツアーで回る人たちはここで記念撮影するんですねー。後ろに見える多宝塔は1394~1428年建造という歴史ある巨大建築物なんだそうです。パネェ!

多宝塔 3階建の建物くらいあるかな?
多宝塔 3階建の建物くらいあるかな?

十三仏の石仏
十三仏の石仏

仏様がずらり。それだけでなんかすごい。雰囲気に飲まれちゃってます。

お守りもたくさん
お守りもたくさん

御札、お守り、鈴、ピンバッジ、ネクタイピン・・・本当に様々なお守りがありました。

霊山寺の手ぬぐい
霊山寺の手ぬぐい

ふむふむと覗いていたら手ぬぐい発見。350円という割と手頃なものでしたので思わず購入です。
一番札所というメモリアルな地のオリジナル手ぬぐいですからねー。買いの逸品!

お遍路犬に遭遇
お遍路犬に遭遇

これはどこに売ってますか?
当然ながら次に向かう先は全く一緒ですので、何度も見かけました。

遍路の始まりの地、一番札所霊山寺はやはり特別ですねー。

2番札所 極楽寺

2番札所 極楽寺
2番札所 極楽寺

ひろーい敷地
ひろーい敷地

庭園調の広大な敷地。開放感があって散歩するのも楽しそうです。

コップが大量に奉納されている願掛け地蔵さん
コップが大量に奉納されている願掛け地蔵さん

願掛け+努力で不思議なご利益があるそうな。

龍の彫刻が入った手水舎
龍の彫刻が入った手水舎
結構すごい
結構すごい

なんかワロタ
なんかワロタ

至って真面目な価値ある像なのにシュールなものが寺社仏閣にはたくさんありますね。僕はこういうのに弱いんです。

仏教的な階級
仏教的な階級

ああー、若干下寄りの僕は畜生あたりかなー

抱き地蔵ちゃん
抱き地蔵ちゃん

抱き上げて軽く感じたら願いが叶うらしい。触って良いものなのか迷いましたがスルー

広々とした敷地はほどよく立体的な構造で散策にもぴったりだと感じました。寺社仏閣に興味がなくても楽しめるのでは。

3番札所 金泉寺

3番札所 金泉寺
3番札所 金泉寺
倶利伽羅龍王(くりからりゅうおう)
倶利伽羅龍王(くりからりゅうおう)

完全に聖剣を守るボスキャラ
完全に聖剣を守るボスキャラ

不動明王の化身なんだそうです。厨二感ぱねえっす!

弁慶の力石
弁慶の力石

かつて武蔵坊弁慶が力試しに持ち上げたそう。こんなん絶対むりですやん!

黄金の井戸
黄金の井戸

井戸を覗いてみて、影がはっきり映れば長生き。ぼやけていれば短命。
はっきり映っていたと思いたい・・・
吸い込まれそうな深い井戸でちょっと怖いです。

4番札所 大日寺

4番札所 大日寺参道
4番札所 大日寺参道

立派な鐘楼門
立派な鐘楼門

僕はどうやら鐘楼門が好きみたいです。機能的でかっこいい!
納経所の方(住職さんだと思います)いわく、老朽化で来年あたりに建て替えをする予定とのこと。レトロ好きは一度早めに見ておくべきですよー

三十三千手観音
三十三千手観音

渡り廊下にずらりと並んだ像。住職さんいわく、昔は参拝者が直に触れるようにしていたそうですが、指を折られたり金具をパクられたりとえらいことになったそうです。遍路する人間がそんなんあかんやろ・・・

お寺の廊下を歩ける幸せ
お寺の廊下を歩ける幸せ

雰囲気でまくりです。かっけー!

建物は回廊でつながっているレアなお寺
建物は回廊でつながっているレアなお寺

今までと一線を画してます。新鮮!

5番札所 地蔵寺

5番札所 地蔵寺
5番札所 地蔵寺

たらちね銀杏
たらちね銀杏

弘法大師お手植えといわれる銀杏の木がデカすぎ!樹齢800年のじいちゃんなのにポロポロ銀杏の実を落としてます。元気元気!

地蔵寺奥之院へ
地蔵寺奥之院へ

地蔵寺奥之院 五百羅漢堂
地蔵寺奥之院 五百羅漢堂

参拝には200円かかりますが、ここは楽しめます。

こんな羅漢さんが数百体
こんな羅漢さんが数百体

ええ顔してはるwww
ええ顔してはるwww

様々な表情、風貌の羅漢さん。知人に似た人を発見できることもあるとか。おすすめです。

6番札所 安楽寺

6番札所 安楽寺
6番札所 安楽寺

ここからちょっとだけ歩きます

安楽寺の鐘楼門
安楽寺の鐘楼門

封鎖されていない階段!
封鎖されていない階段!

うおおお上がれる!

宿のない人の簡易宿泊所みたいになってます
宿のない人の簡易宿泊所みたいになってます

このお寺には宿坊というお寺が運営する宿がありますが、そこからあぶれた人を泊めるのかな?
ここで野宿したいっすねー

豪華な庭園
豪華な庭園

ここの庭園は凝ってますねー。

多宝塔
多宝塔

美しい池から多宝塔につながり、枯山水に出ます。

宿坊は400年の歴史あり
宿坊は400年の歴史あり

ここには天然温泉の大浴場があるそうで、もはや温泉旅館といえる宿坊ですね。

境内にカフェ的なお店が
境内にカフェ的なお店が

おみやげの他、アイスやコーヒー、お菓子が楽しめます。

アイスうめー
アイスうめー

安楽寺内にあるお土産屋さん「お四国のしらかわ」にて糖分補給。
さすがに疲れてきました。たくさん歩いて足ダルい・・・

温泉で育ってきたっぽいこのお寺はエンタメ色が強い印象です。悪く無いですよー

7番札所 十楽寺

7番札所 十楽寺
7番札所 十楽寺

水子地蔵群
水子地蔵群

お出迎えしてくれるのは大勢のお地蔵様。

門の上に上がれる!
門の上に上がれる!

縁結びの愛染明王
縁結びの愛染明王

頼む・・・いやお願いしますわりとまじで!

ミニ観音さまがびっしり
ミニ観音さまがびっしり

愛染明王の後ろには手のひらサイズの観音様がびっしり。海洋堂もびっくりの精巧さです。圧巻!

8番札所 熊谷寺

8番札所 熊谷寺
8番札所 熊谷寺
池の中に浮かぶ弁天宮
池の中に浮かぶ弁天宮

多宝塔
多宝塔

四国最古かつ最大級規模なのだそう。すごく大きいです!

安永3年(1774)の醸し出す味わい
安永3年(1774)の醸し出す味わい

いい感じに老朽してます。好ましい!

仁王門
仁王門

貞享4年(1687)の建立とこれもなかなかに古めかしいですね。

四国霊場最大級の門
四国霊場最大級の門

この下を普通に車が通っていきます。僕も記念に通行しました。

趣深い!
趣深い!

町中にこんなのがもっとあったら良いのに。パリの凱旋門、日本の仁王門。どうでしょう?

一日目終了

本当は10番札所まで回りたかったのですがタイムアップ。
納経所の営業時間は17時までなのです。

この日2日ぶりに銭湯で身体を清め、ご飯をたらふく食べました。

次は「遍路ころがし」とよばれる急坂の難所です。大量積載したうちの子のパワーでは登り切れないでしょうから一緒に歩くことになりそう・・・

投稿者 ホンダ芭蕉

四国は高知、車社会の片田舎で訳あって原付バイクだけで暮らしてます。 カブ生活の魅力と困難、ふらりと立ち寄った寺社仏閣や田舎の癒しスポットなどをご紹介します。

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