【オーバーヒート】カブでの登坂中にスピードダウン!さあどうする?

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2015-06-22 16.22.53

梅雨入りで思うようにバイクに乗れずウズウズしていましたが、
曇りの本日、土佐山の奥地にある工石山までツーリングを行いました。

が、しかし!

土佐山周辺は完全な山奥となり、どこへ逝くにも急勾配。
坂道and坂道なのです。

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2時間ほど山道を走行中にエンジンパワーががが

工石山まであと一息・・・そこで事件は起こりました!

↓ココ

3速でずっと走行できていたのですが、少しずつ減速していっています。

ヾ(゚Д゚ )ォィォィ と思いながらスロットルを開ける
全然加速しない・・・
それどころか更に減速していって2速レベルですよ!
2速にシフトチェンジ
猛然と坂を駆け上がるカブキタ━(゚∀゚)━!
と思ったのもつかの間、ガンガン減速していく・・・(アカン)

このような悲劇が起こり、地図の位置で停車、途方にくれました・・・
前日に「マズイと思ったら引く勇気、退却する勇気」が重要という記事を読んだばかりの僕は
断腸の思いで諦めました。

不自由が土佐の山間にあるんですよ、ハイ。
原因と対策を練らないと、山だらけの高知県を脱藩できません!

登坂中の急速スピードダウン、原因と対策

坂を上がっている最中に、スピードが急激に落ちる。
フルスロットルなのにスピードが思うように伸びない、逆に落ちていく。

これらは「オーバーヒート」と呼ばれる現象のようで、割とよくあるみたいです。

オーバーヒートが起きる原因

50ccの空冷エンジンは自然空冷。スピードが出ていないと熱を逃せない。

以下解説サイトからの切り貼り抜粋

急な登り坂を延々と上るようなシチュエーションでは、オーバーヒートも多い。
場合によっては平地でも、長時間走行を続けるとなっちゃいますね。
走行風が非常に少ない割に回転数・発熱量が多くなるので、
オーバーヒートを起こして力が出なくなります。
バイクにも休憩させてあげましょう。
さらにもっとやり続けるとシリンダー周りから煙が出てきますが、
そこまでやってもカブ系エンジンはこわれません。
(でもそこまでです。こうなると焼き付き一歩手前です!)


確かに、エンジンが異常に発熱していて、ちょっと変なニオイが出ていた気がする。
オイルの蓋を開けると湯気が出ていました・・・ちょっとヤバイかも。
対策としては、しばらく休憩してエンジンを冷却してやれば良いんですねー。

いやー勉強になりました!

オーバーヒート対策まとめ

  • 山越えなどの長時間登坂は適度に休憩を挟みましょう
  • スピードが落ちてきたと感じた時はすぐ休憩
  • 故障ではないのでご安心を
  • 水ぶっかけはやめた方が良いが、やってる人もいるので急ぎならアリ

断腸記念写真。次回はエンジン冷却休憩を挟んで攻略するぞー!
2015-06-22 15.48.59

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