[カブでお遍路]5日目24~27番札所→わたくし実家に帰らせて頂きます!

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野営初心者の朝は早い。
日の出と共に起きる(太陽に起こされる)という非常に健康的な朝を迎えるのだ。


昨日は夫婦岩休憩所で野営する予定が、崩落の危険性があるらしくがっちり閉鎖されてしまっていたのです。室戸岬まで目と鼻の先だった場所から大きく逆戻りしてしまい、無駄な時間を過ごしてしまいました。

東の空と海の境界線がオレンジに

東の空と海の境界線がオレンジに


ということで、一度は通過したヨドノイソ休憩所。ここで朝を迎えることになりました。

幻想的な日の出

幻想的な日の出


太平洋から徐々に顔を出す太陽。この時間は非常に短いことを知りました。
冬の時期にはだるま朝日・だるま夕日も見れるそうです。太陽が海に映り込んでだるまさんみたいになるんですねー。

ヨドノイソ休憩所

ヨドノイソ休憩所


水道・トイレ無し。
国道沿いだが夜間の車通りは少ない。茂みの奥になり車道側からの目隠しになる。
夜明けの太平洋はハンパなくキレイ。

と、こんな感じのポイントでした。住めば都とはこのことで、明るくなってしまえば野営向きのスポットでありました。やっぱり明るいうちの下見は大切ですな!

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5日目の動き

青い空と海を見ながら出発!

青い空と海を見ながら出発!


撤収中にはオレンジ色の空から澄み渡る青に変わっていました。太陽は忙しいんだなー。

昨夜訪れた夫婦岩

昨夜訪れた夫婦岩


左側に仲良く立つ岩が夫婦岩。


奇岩ゴロゴロ

奇岩ゴロゴロ


ヨドノイソあたりからそのような感じでしたが、明らかに異質な岩が海から顔を出しています。室戸岬は近いぞ!

旅の宿椎名

旅の宿椎名


ここが夫婦岩休憩所の次にある休憩ポイントです。昨日はここまで来るか戻るかで大いに悩みました。

旅の宿椎名内部

旅の宿椎名内部


雨風が凌げる小屋で、中にテント設営は無理っぽい・・・頑張ったらいけるかもしれませんが、キツいかなー。
先客がいたら諦めざるを得ないポイントでした。

三谷組休憩所

三谷組休憩所


株式会社 三谷組さんの敷地内にある休憩所。

ありがとうの声でいっぱいのホワイトボード

ありがとうの声でいっぱいのホワイトボード


休憩だけでなく、トイレや水道水も自由に使わせて頂くことができます。ありがたいですねー。
また、この3キロ先にあるバーデハウス室戸では足湯が無料!トイレもどうぞ!との案内板も確認しました。

御厨人窟・神明窟は行っとけ!

御厨人窟(みくろど)

御厨人窟(みくろど)


ここは納経所のお婆ちゃん曰く、自然にできた洞穴とのことです。この洞穴で大師が悟りを開き空海と名乗るようになったといわれています。
中に入りましたが霊圧高すぎて震える!シンプルながら強烈な存在感でした。
時間にして10分足らず、お急ぎなら5分で参拝できるのでぜひとも立ち寄って頂きたいと思えるポイントです。

室戸岬は異世界です

もはや異世界

もはや異世界


もう雰囲気が日本ではありません。この地では地球という命が躍動している証拠といえる仰天地質&地形を見ることが出来ます。約1時間ほどで散策できるようですので、お時間がある方はこちらもぜひ!

24番札所 最御崎寺(ほつみさきじ)

このお寺への道は「室戸スカイライン」という結構な坂道を登っていきます。広く綺麗な道なのですが、50ccではパワー不足。2速の甲高い音をたて必至に登りきりました。

24番札所 最御崎寺

最御崎寺 鐘楼付近の眺め



最御崎寺 本堂

最御崎寺 本堂



鐘石という不思議な石

鐘石という不思議な石


この石を小石で叩くと、まるで金属のような音がします。不思議ー

土俵?土俵なのか?

土俵?土俵なのか?


霊場初となる謎のスペース。ちびっこ相撲にはジャストなサイズ。神事を行う場所でしょうが、かつては相撲も神事だったので、ガチに相撲を奉納するのかも。

恋人の聖地、室戸岬灯台

恋人の聖地、室戸岬灯台


最御崎寺から直接アクセスできる室戸岬灯台に立ち寄るのも良いかもしれません。
なんでも、室戸市公認の「恋人の聖地」なのだとか。

近隣のカップルが遊びに来るもよう

近隣のカップルが遊びに来るもよう


正面には海しかないので、夜景はそれほどでもないと思いますが、夕暮れ時が最高のロケーションだと思います。

室戸スカイラインからの眺め

室戸スカイラインからの眺め


室戸スカイライン、眺めが半端ない!室戸の町並みと室戸岬近辺の太平洋を思い切り満喫できます。登りは大変でしたが良いものが見れました。

南国感あふれるのどかな道

南国感あふれるのどかな道


両脇には椰子の木、そして10月だというのにハイビスカスまで咲いている室戸市。高知市とはエライ違いだ・・・
交通量も少なく、景色を楽しみながら走ることができました。

25番札所 津照寺

25番札所 津照寺付近

25番札所 津照寺付近


このあたりが室戸の繁華街になるようです。お遍路さん向けのお店もちらほら。

室津港

室津港


陸を掘り込んで内湾にした彫り込み港というやつです。漁港らしい濃縮された海の匂いがしていますねー。津照寺への参拝は、車を港に停めることになっているようで、ここに駐めました。

25番札所 津照寺

25番札所 津照寺



存在感のある鐘楼門

存在感のある鐘楼門



鐘楼のある2Fに上がれます

鐘楼のある2Fに上がれます



鐘楼からの眺め

鐘楼からの眺め


まずまずの雰囲気です。

津照寺境内にはスピーカーがある

津照寺境内にはスピーカーがある


これで町内放送的なものを流すっぽいですね。生活の一部としてお寺があるわけです。

本堂脇には小学生の描いた絵が

本堂脇には小学生の描いた絵が


地元の方は津寺と呼んで親しんでいるそうです。地域に根付いたお寺って何か良いなー

金目丼?金目鯛の丼!?

金目丼?金目鯛の丼!?


参道付近のお店に気になる垂れ幕。聞いたこと無いなー。チラ見していこう。

金目丼ってどんなものなのー?と聞いたつもりが、オバちゃん忙しかったようでオーダーと勘違いしてしまいました。

まあお腹も空いているのでいいや、と思い何気なくメニュー表を見たら驚きの1,600円!
節約してきた資金をまさかの高知で散財するとは何たる不覚!

これが金目丼だ!

これが金目丼だ!


おおっ、豪華!丼を2/3ほど食べたら、出汁を入れてお茶漬けのようにして食べるのだそう。お味は・・・うん、それなりに美味しかったのですがリピはありませんw

26番札所 金剛頂寺

金剛頂寺に到着!

金剛頂寺に到着!


金剛頂寺までの道のりはハードな登坂です。しかし阿波の難所で編み出し進化させた走行法でオーバーヒートすることなくクリア。2足2輪の走法は50cc原付ライダーにとって必須のスキルと言えるのではないかと思います。

金剛頂寺 本堂

金剛頂寺 本堂


おおよそどの山寺も規模が大きいですねー。

ガン封じの椿

ガン封じの椿


この癌に侵されてそうなボコボコしたちょっとキモい木が御霊木だそうです。御霊木が自らの中に癌を取り込んで封じるのでしょう、多分。

味のある銅板?発見

味のある銅板?発見


お寺の休憩所の壁にこんなものが取り付けられていました。これは天狗問答と記載があります。

天狗問答 意訳版
お大師様がこの地で修行された19歳の青年の頃、この山は魔物が行き交う激ヤバスポットだった。山に現れる天狗とかそういった化物を相手に問答バトルして勝利。「僕の姿をここに残して置いておくから、それがある限りもう来んな」と約束させ、楠の大木に御影を留め、バケモノを足摺岬の西方に追い払った。
そして現在、大師堂はその謂れを守るよう足摺岬に向かって建立されている


なかなか面白いでしょ?
他にも「金剛定額」「室戸伏龍」の逸話がありますのでチェックしてみてくださいね。

さすが頂の寺、なかなかの眺め

さすが頂の寺、なかなかの眺め


室戸入りしてからずっと景色の良い所ばかりだったので感覚が麻痺していますが、ここからの眺めもかなりのものです。足摺岬もバッチリ見えてますね。

金剛頂寺を後にし、次の札所へ向かいます。が・・・


走行中に寝落ちするレベルで眠くなるのは人生初の経験です。疲労と睡眠不足がたたっているのか・・・
コンビニでコーヒーブレイクし、少し元気になりました。やっぱりカフェインって効くんだなー。

27番札所 神峯寺

本日一番の難所である神峰寺(こうのみねじ)。

神峯寺は標高630mの神峯山の山頂にあり、その遍路道は「真っ縦」といわれるほどの難所で、その険しさから「土佐の関所寺」とされたほどである。


今までの旅で、標高ではなく、どのくらいの急坂なのかが重要と悟っています。
四国霊場ナンバー2の高さを誇る焼山寺は、おおよそ標高800メートルありますが、標高の高い地域から登坂するので、今思うとそれほど難所では無かったようにすら思います。

今回は標高630メートルなのですが、今まで経験した中で最も急な坂道です。というのも、実は一度お遍路前にアタックをかけたことがあり、荷物スッカスカのカブですら山頂のお寺までたどり着くことができず、諦めて帰ったことがあるんです。

長距離と山寺を走り切った高積載カブに訪れた最大の試練・・・

道中の棚田が綺麗

道中の棚田が綺麗


棚田・・・段々畑って、風情がありますねー。すごく好き!
止まらず勢いで登らなければエンジンに負担がかかるのですがついつい立ち止まってしまいました。

ここまでで約1/3ほど登ったのだと思いますが、すでに2足2輪でなければ進めません。さすがは真っ縦・・・

真っ縦は道中の道ではありませんでした!ラスト300メートルの絶壁ったらもう・・・
1速でも進まない急坂は「神の峯」と呼ぶにふさわしい山道でした。

駐車場からも坂道が続く

駐車場からも坂道が続く



神峰寺 仁王門到着

神峰寺 仁王門到着


苦しかったぶん、到達の喜びもひとしおです。

すんごく手の込んだお寺!

すんごく手の込んだお寺!


おそらく山を切り開いて平地を作ったのでしょう。ここが山頂だということを忘れるほど広く美しい境内です。特に本堂に向かう階段脇の庭園には感嘆しました。

味のある観音堂と本堂

味のある観音堂と本堂



本堂からの眺め

本堂からの眺め



神峰寺より高いところにある神峯神社

神峰寺より高いところにある神峯神社


せっかくなので参拝しておきましょう。と思って進むとめっちゃハードな登坂でした・・・
ここまで息切れしたのは捨身ヶ嶽以来です・・・って昨日ぶりじゃん!

堂々たる風格・・・カッコイイ!

堂々たる風格・・・カッコイイ!


正直なところ、こちらの神社の方がインパクトがありました(小声)
ちょっと遠いですが、参拝しておいた方がお得感があります。

本日の参拝終了!そして我が家へ一時帰還


室戸近辺の霊場を制覇し、ようやくマイホームタウンの高知市へ帰還してきました。
久しぶりの我が家・・・やっぱり落ち着く!生き返る!何者にも脅かされることなく安眠できる!

ああ^~やっぱり自宅は最高なんじゃあ^~

高知市近郊の霊場は自宅を拠点に回り、次の足摺周辺に備えて英気を養います。
ここまでの経験で得た知識をフル活用し、荷物の要不要、追加装備の装着なども行い、残る10日程度の旅に備えることも大切ですね。

蛇足

僕は筆が遅く、一記事に1~2時間、濃厚な記事は半日かかってしまうオールドタイプ。そのため徳島のネカフェでは数時間しか寝られなかったという苦い経験をしました・・・

おっさんなので睡眠不足は命にかかわっちゃう!ということで、「カブでお遍路」編ではスーパーカブで巡ったことを日記的にさらさらっと書いていこうと思います。

参拝した霊場情報については、実際に参拝して、この情報が欲しい!これもっと早く知りたかった・・・といった経験を元に、絶対に抑えておくべきポイント、時間があるならチェックしておいた方が良いポイントを端的にご紹介していこうと思っております。言い換えるなら、お寺の前で記事をチェックすれば、見どころが漏れなく分かる、そんな記事を(おそらく巡礼後に)投下する予定ですのでお楽しみに!