初の野営訓練でテントをこれまた初めて設営しました。
悪戦苦闘の連続でしたが何とか組み立てることができました。

・・・ですが、改めて見返して見ると説明書の案内と違うことをしているようです。思い込みって怖い!

テント設営初体験の記憶が薄れてくる前に、おおよその手順とポイントとなりそうな部分、間違っていた部分を次回のためにメモメモ。

テント設営の手順をざっくりメモ(BUNDOK BDK-17)

説明書を取り出し眺める
説明書を取り出し眺める

僕は慣れてくるとササッと済まそうとして大事なポイントを忘れてしまうパターンがまれによくあるのでこれは意外と大事だと思います。

説明書拡大
説明書拡大

インナーテント

これがテント本体、居住部分です。

テント本体(インナー)を広げる
テント本体(インナー)を広げる

黒い部分が底面になるので、四隅をしっかり広げて置きます。

出入り口と風向の関係
出入り口と風向の関係

中央手前と奥の黒メッシュは出入り口。風が吹いている向きに出入り口がないように気をつけます。
→出入り口と風の向きはできるだけ平行になるように。
→風がテント内にダイレクトに入って来るとテントがぶっ飛ばされる恐れあり。

ポキポキのポールを伸ばす
ポキポキのポールを伸ばす

奥までしっかり差し込むべし
奥までしっかり差し込むべし

しっかりと連結させて一本の釣竿みたいにする。

ポール2本完成
ポール2本完成

インナーに差し込む
インナーに差し込む

これは完成図です。ポールをX字に交差させて差し込みます。

袋状の部分(スリーブ)に通す
袋状の部分(スリーブ)に通す

破らないように気を付けて・・・

ポールの先端を地面にねじ込むのはダウト
ポールの先端を地面にねじ込むのはダウト

はい、ここ間違ってます。
リングの中にポールを入れて地面にグリグリねじ込みましたが不正解!初心者にありがちな思い込みでした。

エンドピンに差し込む
エンドピンに差し込む

正解は、リングに付いているピンにポールを差し込む、でした。
ポールを押し込んだ先を2本とも差し込んでおきましょう。

インナー設営の図解
インナー設営の図解

テントのスリーブを引き上げつつポールを押し込んで形をつくっていく
工程②テントのスリーブを引き上げつつポールを押し込んで形をつくっていく

エンドピンにポールを差し込んだ状態で、スリーブを持ち上げながら徐々に押し込んでいくとこんなふうにテントが立ち上がってきます。

テントが立った!
テントが立った!

工程②テントが持ち上がったらポールをエンドピンに差し込みます。
サナギから羽化した感じですねー

③位置を確定させてペグを打ち込む
③位置を確定させてペグを打ち込む

ペグ=L字型の金具です。これをリングに引っ掛けて地面に打ち込みテントを固定するわけです。小さな金槌を買っておかなきゃ。

インナーとポールを連結するフック
インナーとポールを連結するフック

四隅にあるフックを引っ掛けていきます。

これでインナーテントは完成です。

フライシート

居住部分であるインナーテントを守る膜みたいなものです。

フライシートの設営フロー
フライシートの設営フロー
3本目の短いポール
3本目の短いポール

フライシートの中央にあるポケット
フライシートの中央にあるポケット

ここにポールを引っ掛けます。

装着した状態
装着した状態

フライシートは伸縮性がありませんので、ポールの両端をポケットに入れてから直線に組み立てるとスムーズな気がします。

フライをインナーにかぶせる
②フライをインナーにかぶせる

大まかにバサッと行きましょう。

フライのポールを中心に持ってくる
フライのポールを中心に持ってくる

かけたら位置の調整を。

上から見た図
上から見た図

骨組みとなるポールの位置関係はこんな感じになります。

③フライのフックをリングに掛ける
③フライのフックをリングに掛ける

正しい位置になると、インナーテントのリング付近にフライシートのリングが垂れ下がっているはず。
そいつを引っ掛けます。

フライシート最終仕上げ
フライシート最終仕上げ

最後はフライシートの固定です。

①の代わりに巻いて出入り口をオープンに
①の代わりに巻いて出入り口をオープンに

①については写真のように巻き巻きしたのでやっていません。次回は試さなきゃ。

②フライにロープを結ぶ
②フライにロープを結ぶ

③ペグで固定
③ペグで固定

これ縛り方というか最終処理がちょっと違うような気がしますが、がっちり縛りました。

これで説明書の内容は終わりです。

補強のポイント

説明書には無かったテント補強のギミックがいくつかあります。

インナーテント天井部分のヒモを結ぶ
インナーテント天井部分のヒモを結ぶ

ポールに結びつけておくと良さそうです。

まがりなりにも完成
まがりなりにも完成

ついでに内装を

出入り口
出入り口

出入り口は前後2か所にあります。それぞれが向かって右寄りに設置されているのが特徴。内側から見ると互い違いになっているんです。
このお陰かわかりませんが、寝転がって起き上がった状態から腰の位置をほとんど動かさずに外へ出られました。

出入り口は2重扉
出入り口は2重扉

メッシュの蚊帳が外側に、テント記事のスクリーンが内側についています。
それらはzipで一体化することもできますし、写真のようにインナーのスクリーンのみ巻取って格納しておくこともできます。
メッシュの蚊帳は虫が入ってこないので最高!

枕元の小物入れ
枕元の小物入れ

何を入れるんじゃ?と思っていましたが、寝るときに便利さがわかります。
メガネや時計といった身の回り品、寝る前に外して起きたら身に付けるようなものを一時的にしまっておけるので重宝します。

天井にはフック
天井にはフック

ここにランタンを引っ掛けて夜を過ごすんでしょうねー。

擬似ドームスピーカーとして利用
擬似ドームスピーカーとして利用

デイキャンプの僕はスマホを袋に入れ、引っ掛けて音楽を流していました。

以上です!

テント最高ですよマジで
テント最高ですよマジで

というわけで、始めてのテント設営にしては上出来だったのではないでしょうか(自賛)
とはいえ強風に煽られて何度もフライシートがスカートのようにめくれ上がっていやーんな感じになってしまいましたので、もっと研究&練習しなければならないのでしょうね・・・。

次回はこのマニュアル通りにしっかりと設営したいと思います。
ちなみにこのテントのスペックはこちら
http://supercub.xii.jp/cubtouring/camp/%e9%87%8e%e5%96%b6-%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e3%82%a2%e6%b4%be%e3%81%a7%e8%99%ab%e5%ab%8c%e3%81%84%e3%81%aa%e5%83%95%e3%80%81%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%92%e8%b3%bc%e5%85%a5/

投稿者 ホンダ芭蕉

四国は高知、車社会の片田舎で訳あって原付バイクだけで暮らしてます。 カブ生活の魅力と困難、ふらりと立ち寄った寺社仏閣や田舎の癒しスポットなどをご紹介します。

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